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啓発・教育研修事業

先端生命医科学および先端医療の領域における研究開発の国内外の最新情報を、専門家だけでなく非専門家(一般市民)の方々に対し下記に示す講座や教育研修コース、およびシンポジウムなどを開催しています。また、必要に応じて専門家と非専門家(一般市民)との間の合意形成のためにコンセンサス会議を開催します。

第2回 神戸市民講座「赤ちゃんからお母さんと社会へのメッセージ」開講のお知らせ

「お母さん」と「これから、お母さんになる」人
「お父さん」と「これから、お父さんになる」人
そして、家族の皆さん
みんなに聞いてほしい講座です

現在、子どもたちを取り巻く様々な問題が起きています。
低出生体重児、高次機能障害児、重症アレルギー症患児、小児成人病患者の増加…。
これらの要因として、子どもたちの生活環境、生活習慣が指摘されています。
本講座では各分野の著名な専門家が、「出産」や「子どもの成長」について、最新の知見に基づき解り易く解説します。
皆さんも、専門家と一緒に子どもたちの将来、そして社会について考えてみませんか。

専門家による分かりやすい話で、御質問を頂く時間もございます。是非、お気軽に御参加下さい。

※参加無料
※申込不要

(但し、定員(200名)に達した場合、入場を御断りすることがございます。事前にお申し込みを頂ければ、お席を確保いたします。)
※お申込みを御希望の場合は…「お問い合せフォーム」からお申し込みください。
必要事項ご記入の上、「お問い合せ項目」の「セミナー・講演会・シンポジウム・お申し込み」を選択して頂き、「参加希望日」、「御自身も含めた参加人数」を御記入下さい。

〈講座概要〉
回数・5回
日時・9月18日(土)、9月25日(土)、10月16日(土)、11月6日(土)、11月27日(土)
    全て13時30分開始
会場・神戸学院大学 ポートアイランドキャンパス B号館 B214教室
    (神戸市中央区港島1-1-3)
    三宮駅よりポートライナーにて「市民病院前」駅下車。徒歩6分。

講座内容
※詳細、会場までのアクセスはパンフレットをご参照ください。

日 付

開始時刻

講演・講師

内容 ( 予定 )

9月18日
( 土 )

13 : 30

開講挨拶

 

13 : 45

赤ちゃんの‘からだやこころ'ができるまで

福岡 秀興 先生
( 早稲田大学 総合研究機構 教授 )

赤ちゃんは、たった一個の受精卵から 3000 g前後にまで発育して、出生します。一生の内で最も激しく細胞分裂が起こります。お母さんの栄養が足りなかったり、喫煙やお酒を飲んだ場合、赤ちゃんの体や心の発育に影響は無いのでしょうか。当然影響があると考えられます。一生の健康や病気になり易さが、そこで決まると言っても良いかも知れません。そのメカニズムが少しずつ分かってきました。それを皆様と共に考えます。

15 : 00

健やかな‘こころ'と‘からだ'の育みを支援する生殖補助医療の現状と課題

梅澤 明弘 先生
( 国立成育医療センター研究所 生殖・細胞医療研究部 部長 )

飛躍的に発展している不妊症の治療を紹介します。また、精子、卵子の保存および体外受精、顕微受精の進歩により、さまざまな疾病にもその適応が広がっている現状があります。そのような現状の中で、高齢妊娠および出産に伴う問題と、生殖細胞の人工操作の歴史とその応用がもたらす社会的、倫理的、法的問題についてお話しします。

9月25日
( 土 )

13 : 30

お母さんと胎内の赤ちゃんとのいのちの絆としての胎盤と臍帯血 ( さいたいけつ )

丸尾 猛 先生
( 兵庫県立こども病院 院長 )

お母さんの胎内に存在する胎児は、胎盤から臍帯(へその緒)を通じて運ばれる酸素や栄養物質のおかげ発育します。胎盤と臍帯は、胎児の発育に不可欠ですが、出産後は通常、廃棄物として捨てられます。しかし臍帯血には多くの造血幹細胞が含まれており、近年、臍帯血移植が白血病治療にひんぱんに利用されています。臍帯血の保存によって、赤ちゃん誕生の幸せを、臍帯血移植を待つ患児におすそ分けすることができ、臍帯血はまさにいのちの絆です。

15 : 00

遺伝子と環境因子が病気を発症させる機序

村松 正明 先生
( 東京医科歯科大学 難治疾患研究所 教授 )

近年のゲノム疫学研究の長足の進歩により糖尿病、高血圧、高脂血症、肥満などのリスク遺伝子が次々と発見されている。最新の研究動向を概説するとともに、これらの遺伝子情報が予防医療へどのように 活かすことができるか、その際の課題についても言及する。 ( 生活習慣病、一塩基多型( SNP) 、パーソナル • ゲノム、など )

10 月16日
( 土 )

 

 

 

13 : 30

 

 

子どもの健やかな成長に必須の栄養素

大畑 仁美 先生
( 神戸学院大学 栄養学部 講師 )

小さく産んで大きく育てるはよいことなのか?胎児期-乳幼児期-学童期の栄養環境が子供の健やかな体をつくります。栄養素と食事の関係についてわかりやすく考えてみます。(日本人の食事摂取基準、胎児の発育、妊婦の栄養の意義、体重増加の意義、注目の微量元素、食育の現状)

15 : 00

 

 

子どもの脳の発達に不可欠な睡眠とそのリズム

柴田 重信 先生
( 早稲田大学 理工学術院 教授 )

胎児期あるいは出生後の明暗環境の異常は、その後の睡眠覚醒リズムなどのリズム形成を悪くする。体内時計の不調は肥満、アレルギー疾患、癌の増殖、精神疾患のリスクとなるので発達期から生活リズムを整えることの重要性が示唆されている。一方妊娠期の低栄養や過脂肪摂取が生後の体内時計を不調にすることが知られている。

このようにリズムや睡眠の形成過程にライフスタイル様式が大きく関わっていることに関して解説する。

11月6日
( 土 )

13 : 30

 

小児感染症、小児アレルギー・アトピー性疾患

西尾 久英 先生
( 神戸大学大学院 医学研究科 教授 )

小児感染症およびアレルギー性疾患領域の医療の進歩について概説します。まず、いくつかの感染症について、発生状況、病態、治療、予防のことをお話しする予定です。インフルエンザ菌は突然に窒息死を招く急性喉頭蓋炎をひきおこします。最近、わが国でもインフルエンザ菌の予防ワクチンが使用できるようになりました。次に、アレルギー疾患について、アトピー性皮膚炎、喘息、 食物アレルギー、川崎病の病態、治療のあらましをお話しする予定です。川崎病では、心血管系合併症を抑止する免疫グロブリン静注療法が導入されて以来、心臓死が激減しました。

15 : 00

 

発達障害:早期発見とその対応

高田 哲 先生
( 神戸大学大学院 保健学研究科 教授 )

自閉性障害をもつ幼児では、「ことばの遅れ」だけではなく、「視線が合わない」、「名前を呼んでも振り向かない」、「模倣行動がみられない」などの特徴が認められる。幼児期からの継続した療育の重要性が指摘されているが、地域での支援プログラムは決して十分ではない。今回の講演では、 (1) 乳幼児健診の役割、 (2) 幼稚園・保育所における対応、 (3) 地域における発達支援教室の試み、 (4) サポートブックの役割、について紹介したい。

11月27日
( 土 )

13 : 30

健やかな体の成長とその指標

松尾 雅文 先生
( 神戸大学大学院 医学研究科 教授 )

子どもは成人になるまで、大きく発育・発達をとげる。この小児の身体発育の特徴を述べ、母子手帳等を活用したその評価法を紹介する。

15 : 00

子どもとお母さんのコミュニケーションと心の成長

坂爪 一幸 先生
( 早稲田大学 教育・総合科学学術院 教授 )

子どもの心の成長には、脳の成熟が基盤になります。発達期の脳は生育環境に応じて変化します。したがって、子どもへの働きかけの仕方が大切になります。本講演では、脳の造りと働きの関係、脳の働きの発達と環境との関係、重要な生育環境であるお母さんとのコミュニケーション、お母さんとのコミュニケーションの偏りや阻害の影響、発達を阻害する要因、そして心の成長と健康に大切な条件などを考えたいと思います。

主催・財団法人 パブリックヘルスリサーチセンター
共催・神戸学院大学、パルモア病院、早稲田大学総合研究機構胎生期エピジェネティック制御研究所
後援・神戸市、神戸大学、財団法人 先端医療振興財団

御参考 第1回神戸市民講座・概要パンフレット(2008年10月~2009年6月)

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