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調査研究事業

財団法人パブリックヘルスリサーチセンターでは、ストレス科学研究所を基盤として、研究活動を実施すると共に、外部研究者への研究支援を積極的に行っています。研究成果は、健康の向上や社会の発展に役立つ知見として広く公表されます。

事業概要

2010年度は以下の研究を計画しています。

自主研究

日本人のストレス指標の開発

居住環境水準、経済的水準、安全水準、人間関係水準、社会資本水準、教養娯楽水準等の既存の様々な社会指標の経時変化や都道府県別の比較等を通じて、ストレスの関係について検討を行い、新たなストレス指標を開発する。

アセスメント・ツールの開発

対象者の年齢や性別に関係なく使用できる汎用性の高いストレスのアセスメント・ツールの開発を目的として、認知的評価とストレスコーピング評価の尺度を作成する。

ストレス耐性に関する研究

これまでストレス耐性の研究で提起されてきた主要な概念である自己効力感、首尾一貫感覚、ハーディネス、レジリエンス等の概念的異同を検討し、ストレスのセルフコントロールプログラムを開発する。

ヒーリングサイエンスミュージアム構想に関する調査研究

ストレスの軽減や免疫力の向上のために、香り、音楽、笑いなどの有効性について検討するとともに、広く一般に体験してもらう拠点作りを目指し、ヒーリングサイエンスミュージアム構想の可能性を検討する。

周産期のメンタルヘルスプログラムの作成

周産期の女性の健康教育のために使用する介入プログラムを完成させ、臨床場面での使用の可能性を検討する。 

ストレス耐性強化教育プログラムの開発

広く一般市民を対象としたストレス耐性を向上させるための実践プログラムの開発を行う。

発達障害児(者)および高次脳機能障害児(者)の家族を対象としたコールセンター設立に関する調査研究(中期研究)

発達障害児(者)および高次脳機能障害児(者)の家族を対象としたコールセンター設立に関する調査研究(中期研究)
発達障害児(者)および高次脳機能障害児(者)の家族を対象としたコールセンター設立の可能性を検討するため、検討委員会の開催および調査を行う。

過去の発達障害に関する調査研究成果はこちらをご参照ください。

ストレスに対する心理的支援-感情解放の効果に関する実践的研究(中期研究 新規研究)

終末期の心理支援あるいは死別における取り残された近親者への心理支援の効果と課題を、描画分析や質問紙分析を用いて検証する。

勤労者における腸内細菌とストレスに関する研究

勤労者を対象に腸内細菌の定量を行い、性・年齢別の分布状況を評価し、標準値の確立を試みる。さらに、生活習慣やストレスに関する調査を実施し、健診データや各種生活習慣病と腸内細菌との関連を検討することで、ストレスマーカーとしての可能性を検証する。

研究についてはこちらをご参照ください。
  ●実施概要
  ●勤労者における腸内細菌とストレスに関する研究 ご協力のお願い

受託研究

生活習慣病予防推進調査事業

鹿児島県徳之島の伊仙町において、2007年度から町民の生活習慣病予防を推進するための活動を行って来ている。
【受託先】鹿児島県伊仙町

生活習慣病予防モデル検証事業

これまで鹿児島県徳之島の伊仙町で実施して来た生活習慣病予防推進調査事業の副次的効果として、町民の健康意識の変容、特定保健指導参加者や町が設置する健康増進センター利用者などの医療費推移や介護費用の推移、および住民や意識調査などについて調査検証する。
【受託先】鹿児島県伊仙町

奄美市や沖縄県のヘルスアップ支援推進事業(中期研究 新規研究)

2009年度まで奄美市において進めて来たヘルスアップ支援活動を具体化し、地域に根ざしたヘルスアップ支援事業を推進する。
【受託先】鹿児島県奄美市

臨床研究支援

癌化学療法時の悪心嘔吐観察研究(中期研究)

高度催吐性及び中等度催吐性抗悪性腫瘍薬投与に起因する急性及び遅発性の消化器症状(悪心・嘔吐、食欲不振)の発現状況、及び制吐療法の実態を調査および、医療者側のCINVに対する予測の精度についても調査を行う。

詳しくはこちら

維持患者における炭酸ランタンと炭酸カルシウム併用療法による血清リン低下効果の検討(COLC Study)(短期研究)

便秘など薬剤の副作用に悩む維持透析患者のQOL向上を目的として、維持透析患者における薬剤の併用療法の検討のための調査を行っている。

HPV(Human Papiloma Virus)に関する大規模臨床研究(中期研究)

20歳以上の日本女性における子宮頸がん及びHPV関連疾患の知識調査を行い、子宮頸がん、およびワクチンの認知度を明らかにし、普及・啓発に向けた課題を明らかにする。

高齢者の肺炎球菌ワクチン接種状況に関する実態調査(短期研究)

高齢者にとってリスクの高い肺炎球菌性肺炎のワクチンの接種効果は、海外では明らかになっているものの、本邦では未だ不明である。本研究では現状を調査し、公費助成など含めた支援の在り方を明らかにする。

スギ花粉患者の初期療法に関する研究(短期研究)

スギ花粉症患者の症状の軽快には、初期療法が重要であるが、明確なエビデンスに基づいた治療法は確立されていない。本研究では屋内での花粉曝露により、効果的な初期療法について検討を行う。

中等症及び重症・最重症スギ花粉症患者の治療法に関する研究(短期研究)

スギ花粉症患者の中でも中等症、重症、さらには最重症の患者のQOLは著しく低下する。本研究では医療機関を受診する外来患者を対象として、薬剤の投与前後の症状の変化を評価し、治療法の確立、QOLの向上に資する知見を得る。

小児結膜炎患者の治療における安全性確立に関する研究(短期研究)

アレルギー性結膜炎を有する小児の患者への治療は、臨床的な有効性はあるが使用例が少なく安全性は確立されていないものもある。本研究では、小児結膜炎患者の安全な治療法のためのエビデンスを確立することを目的とする。

他の臨床研究支援事業については、「臨床研究支援 Webサイト」をご覧ください。

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