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思考を変えてストレス対処を

私たちの毎日の仕事や生活の中では、いくら一生懸命やっているつもりでいても、時としてミスや失敗・トラブルが起こることは避けようがありません。特に人と人とのコミュニケーションにおいては、思いもよらぬ誤解やトラブルに巻き込まれることも少なくありません。

自分自身のことなら変える努力もできますが、相手を変えるということは大変な労力や時間を要することです。

また、相手の性格や気まぐれに振り回されるのは、無駄な時間とエネルギーを消費するばかりで、自分にとっては非生産的なことが多いでしょう。さらにそうしたことがストレスにつながり、心や身体の病気になったら元も子もありません。

自分の思考や気持ちの切り替えで、ストレスを回避できるよう、以下の点を心がけてみてはいかがでしょうか(ただし、心身の疲労度が高いときには、考えを変えることさえおっくうになります。このようなときにはいくら思考法を変えても悪循環におちいるばかりです。そのときはまず、休養をとったり他のリラクセーションを用いて心身のコンディションを整えることが先決です)。

● 直面する問題から逃げずに物事を客観的にとらえ、冷静に「情報収集」し原因を 「分析・処理」する。
● より前向きで建設的な考え方を見つけ出す「積極的思考」にチャレンジする。
● 自分自身が知らず知らずに同じ悪いパターンを繰り返していないか振り返ってみる。
● 自分の物事の捉え方・考え方のクセを修正し、同じ「わな」にはまらないように工夫してみる。
● 苦手なことがうまくできている場面を想像し練習する「イメージリハーサル」をする。
● 自分がいま最善を尽くしていることに素直に自信をもって、ときによっては完全主義を棚上げにし、「今回はこのくらいでよい」「たまにはいい加減」で満足する。
● プラスの考え方を声に出して自分自身に語りかける「セルフトーク」をする。たとえば照れくさいかもしれませんが、朝、洗面台に向かったときに、鏡に映った自分に向かい、男性ならば「大丈夫だよ」「簡単にはつぶされないから安心しろよ」、女性ならば「愛してるわ」と語りかけるだけで意外と自信が湧き、一日の気分が変ります。

いずれにしろ、最も重要なことは、自分が価値のある存在であること、自分が自分自身を愛していることをもう一度確信することにあります。「できること(能力の価値)」と「もつこと(所有の価値)」を棚上げにして、「いまここにいる(存在の価値)」ことに意味を見出せるかどうかにかかっているのです。 もしそうしたことをする気にもなれないときには、カウンセラーや医師等専門家に相談することも必要です。たとえば認知療法・認知行動療法といった技法を用いて、思考の変容のための援助をしてくれる専門家もいます。

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