受診される方へ
検査前のお食事に関する注意事項
検査前日
健康診断前日のアルコール類の摂取、および暴飲・暴食は避けてください。
午前の検査の方
前日の午後9時までに食事をすませ、それ以降は糖分の入った食べ物、飲み物の飲食は控えてください。
検査当日の朝も同様に飲食は控えてください。(キャンディやガム等も控えてください。)
※胃部検査(X線、内視鏡)に限り、健診2時間前までに200cc(コップ1杯程度)のお水またはぬるま湯をお飲みください。
午後の検査の方
検査当日の午前7時以降の食事および糖分の入った食べ物、飲み物の飲食は控えてください。
(キャンディやガム等も控えてください。)
※お水・お茶は飲んでいただいて構いません。脱水防止のため、積極的に摂るようにしてください。
服薬の注意事項
検体採取の注意事項
尿検査
健診直前の排尿はお控えください。
便検査
健診日の5日前から当日の間に採取し、受付にご提出ください。※採取後は冷暗所に保管してください。
胃部X線検査の注意事項
原則として以下の方は受けられません。(主治医またはお近くの消化器科でご相談ください)
健康状態によっては、当日医師の判断で中止する場合があります。
バリウム服用後にアレルギー症状が発現することがありますので、発現したらすぐに医療機関に連絡して適切な処置を受けてください。
胃部内視鏡検査の注意事項
必ず保険証をお持ち下さい。
胃の状態によっては保険診療扱いにて組織細胞の検査や薬の処方箋発行が必要な場合があります。その際は、追加料金が発生します。
当診療所では鎮静剤やブスコパンを使用しての検査は実施しておりません。
妊娠中・妊娠の可能性がある場合は、実施できません。
健康状態によっては、当日医師の判断で中止する場合があります。
ピロリ菌検査の注意事項
ピロリ菌の検査の結果により除菌治療が必要になった場合は、胃内視鏡検査が必要となります。 ピロリ菌除菌歴がある場合は、正確な判定ができないことがあります。
眼底・眼圧検査の注意事項
コンタクトレンズをご使用の場合は、外して検査する場合があります。
容器、または新しいコンタクトレンズをお持ちください。
その他の注意事項
健診当日の喫煙は健診終了までお控えください。
女性の方へ
妊娠中または妊娠の可能性がある方は、X線検査、マンモグラフィ検査、乳腺超音波検査のご受診ができませんので、事前にお申し出ください。
乳がん検診をご受診される方へ
マンモグラフィ
マンモグラフィ(乳房X線検査)は乳房を圧迫して撮影するために痛みを伴うことがあります。
また、X線(放射線)を照射するため、妊娠中および妊娠の可能性のある方は受けることができません。
乳腺超音波検査
乳房超音波検査は乳房にゼリーを塗り、超音波にて乳房の内部全体を観察し小さな病変をみつける検査です。
痛みを伴わない検査です。
授乳中、断乳後3ケ月以内の方は、マンモグラフィ、乳腺超音波検査のご受診ができませんのでご注意ください。
検査の特性上、下記の「検査不適」項目に該当する方は安全で正確な検査のため、当診療所では乳がん検査を受診することができません。
乳腺外科等の乳腺専門医療機関の受診をお勧めいたします。
検査適合表
( 〇:検査適合 ×:検査不適 )
状態 | マンモグラフィ | 乳房超音波 | 備考 |
妊娠中 | × | × | 乳腺の発達のため、小病変との区別がつきにくい事があります。 |
妊娠の可能性 のある方 |
× | 〇 | X線検査は避ける時期です。 |
授乳中 | × | × | 乳腺の発達のため、小病変との区別がつきにくい事があります。授乳中、または断乳後3ケ月以内の方は受診することができません。 |
豊胸手術された方 | × | × | 手術による変化と病変の区別がつきにくく、また圧迫による挿入物破裂の恐れがあるため、受診することができません。乳腺専門医療機関の受診をお勧めいたします。 |
心臓ペースメーカー | × | 〇 | 医療機器装着されている方へ マンモグラフィでは圧迫による医療機器破損等の恐れがあるため、ご受診できません。 |
埋込型除細動器 | × | 〇 | |
皮下埋込型ポート | × | 〇 | |
脳室腹腔シャント | × | 〇 | |
胸腔内ステント | 〇 | 〇 | |
肋骨骨折等の 治療中 |
× | 〇 | マンモグラフィでは圧迫による症状悪化の恐れがあります。 |
子宮がん検診をご受診される方へ
子宮頸部細胞診
子宮の頸部(入り口)の粘膜から細胞を採取して観察する検査です。綿のついた細い棒状の検査器具を使って細胞をこすり取り膣がんや子宮がんの発見に役立てます。
経膣超音波検査
膣内に小さな細い管状の機器(超音波プローベ)を挿入することで、子宮や左右の卵巣を画像として描出できます。
子宮筋腫や卵巣腫瘍の有無やサイズなどを調べる検査としては内診より優れています。